
10月に「フランク永井100選」の妄想について書きました。今回は「ベスト100」としますが同じです。フランク永井の曲から100を選ぶとしたら何を選ぶか、という仮想の話です。これ以来、つらつらと考えてきました。
まだ何も決めていませんが、いくつか思いついたことを書きます。
まず、最初に、何らかの形でこのサイトをご覧になっているファンの方にも希望を募ります。前回の記事で、早速に何人かからご希望が当たってきています。引き続き、頭をひねっていただいたらと存じます。
大枠として、(1)オリジナル、(2)カバー、(3)洋楽のように3つの分類をしてみます。
まず、オリジナル曲ですが、およそ400曲あります。良く売れたというのはその年に5万枚でると「ビクターヒット賞」がでます。25曲程度は存在します。また、いままでに「全曲集」のような形で、ベスト・セレクションがいくつも(おそらく10点以上)あります。以前も書きましたが、ビクターさん側がこれぞという選択をしているのですが、ほとんど曲は同じです。30曲ほどに寄せられます。
これらのヒントは参考にしながらも、今までファンが聴いてきて、これはイイという曲を優先して採用したいと考えています。
まだ終えていませんが、私の場合は、データブックで表示した全曲を、最初から聴いて、自分の耳には優れた曲、フランク永井の声質を生かしている、これは完成しているというように感じた曲を、ピックアップしていくつもりでいます。
2番目のカバーですが、これも難題です。つまりほとんどは、オリジナルの曲がヒットを記録したいい曲であり、歌唱力に太鼓判のフランク永井が歌うわけなので、すべてを採用したいほどです。これも全体で400曲程度あります。
これまで、いろいろ聴いてみて、じっくりと、その気になって聴くと、少しずつですが、完成度の善し悪しが見えてきます。それでも、多数あるのでどうやって、採用を外すかという点で悩みます。
3番目は洋楽カバーです。私の場合は、これはほとんど、好みになる傾向が強いです。
フランク永井はご自身がもともと、ジャズ(当時は洋楽をジャズでくくっていた)歌手を強く希望していたこともあり、どれも原曲に近い品質があり、採用から外すのは大変だからです。
まあ、フランク永井のファンとして、作業は喜びですけど。
そのような考えから、現時点までにピックアップしたリストは、下記のようなものです。
【オリジナル】現在52曲
085907/Woman/あなたのすべてを/イエス・オア・ノー/おまえに/こいさんのラブ・コール/マホガニーのカウンター/ムーン・ライト・イン横浜/ラブ・レター/逢いたくて/羽田発7時50分/俺は淋しいんだ/下松囃子/加茂川ブルース/街角のギター/君待てども/君恋し(NHKビッグショーEnding)/月火水木金土の歌/公園の手品師/好き好き好き/妻を恋うる唄/秋の終りに/場末のペット吹き/新東京小唄/水のように/生命ある限り/西銀座駅前/赤ちゃんは王さまだ/船場ごころ/大阪ぐらし/大阪ろまん/大阪野郎/追憶の女(おもいでのひと)/冬子という女/東京カチート/東京ギター弾き/東京しぐれ/東京ナイト・クラブ/東京ラブ・タイム/東京午前三時/東北音頭/道後の女(ひと)/熱海ブルース/霧子のタンゴ/霧子のタンゴパートⅡ/夜霧に消えたチャコ/夜霧の第二国道/有楽町で逢いましょう/旅愁/冷たいキッス/恋夜/六本木ワルツ
【カバー】現在26曲
あいつ(旗照夫)/かえり船(田端義夫)/すきま風(杉良太郎)/ヘッドライト(新沼謙治)/よこはま物語(石原裕次郎)/街頭(三浦洸一)/希望(岸洋子)/銀座の恋の物語(石原裕次郎/牧村旬子)/港がみえる丘(平野愛子)/酒場にて(江利チエミ)/昭和枯れすすき(さくらと一郎)/上海ブルース(ディック・ミネ)/神戸で死ねたら(内山田洋とクールファイブ)/赤いグラス(アイ・ジョージ)/長崎は今日も雨だった(内山田洋とクールファイブ)/長崎物語(石原裕次郎)/爪(ペギー葉山)/日暮れ坂(渡哲也)/氷雨(佳山明生・日野美歌)/抱擁(箱崎晋一郎)/無情の夢(児玉好雄・佐川ミツオ)/夜霧のブルース(ディック・ミネ)/夜霧よ今夜も有難う(石原裕次郎)/夜明けの歌(岸洋子)/夜明けの街(石原裕次郎)/落ち葉しぐれ(三浦洸一)
【洋楽カバー】現在11曲
16トン/オール・オブ・ミー/モスクワの夜は更けて/国境の南/時の過行くままに(As time Goes By)/戦場の恋/想い出のサンフランシスコ/二人でお茶を/慕情/夜のストレンジャー/恋人よわれに帰れ
以上で79曲あります。年末年始の期間に、さらに考えて100曲まで到達できればと思っています。ぜひとも、皆様のリクエストを期待します。
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