2022年8月アーカイブ

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 このたびは、フランク永井とは直接関係ありません。ただ、ビクターの後輩で、実力派歌手として、これから楽しみの、期待置ける歌手ということです。
 最近、おかゆは「徳光和夫の名曲にっぽん」(BS東京)にメインで出ていて有名かと思います。
 先日、ここで「赤いひまわり」を歌っていました。聴いていて、最後まで聴き入ってしまいました。なかなかいい曲だと思います。
 作詞作曲はおかゆ自身になっています。おかゆは、他の歌手にも歌を提供しています。なかなか才能があると感心します。
 歌うウマ(うまい)ということでは、私はずっと見ている番組があります。「THEカラオケ・バトル」です。この番組に2017年出演し「柳ヶ瀬ブルース」「人形の家」「さそり座の女」「女のブルース」などを歌い、いずれも100点近い点数を出し、安定的な歌唱力を見せつけたのは印象的でした。
 2019年「ヨコハマ・ヘンリー」でビクター・エンタテインメントよりメジャーデビューを果たしました。
 これもおかゆの作詞作曲作品です。

 おかゆのデビューまでの生い立ち、苦労話は、彼女自身が語っているのを観ました。
 それは、やはり私がよく見ているYouTubeのDaveがリードする「嘉衛門 presents The Road~Take The One Less Traveled」チャンネルに、2018年に出演したときのものです。
 おかゆが17歳のとき、母が突然の事故により他界。母の口癖だったという「七転び八起き幸せに」を胸に刻んでいるとのことです。
 「流し」という言葉も知らぬまま、母がスナックで歌っていたのを、思い起こして、この世界に飛び込んだという。
 この業界に飛び込むというのは、一言で言えない苦労をまとっているのは、おかゆも例外ではありません。
 そのあたりが、彼女のことばを通じて、だが、明るく楽しく語られています。

 赤いひまわりというのは、おかゆの出身地近くに咲く花。ほんとのひまわりではなく、中南米産のチトニアという花。愛する男の自分への気持ちは本物の愛ではなかった。偽りの愛と知っても揺れる女心を、おかゆが歌にして歌ったというものです。
 ぜひおすすめしたい一曲です。
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 五木ひろしがメインMCを務める人気番組です。8月20日は、名曲!名演!名場面集&お宝映像プレイバック...ムード歌謡編ということで、観させてもらいました。
 過去に放送した名シーンを【名曲セレクション!~山の唄編~】【お宝プレイバック ムード歌謡編】【名曲セレクション~この歌・この魅力~】【喝采をどうぞ~コラボレーション~】という4つのパートにわけて紹介されました。
 全編を五木ひろしが藤あや子とともに、エピソードを添えながら紹介する番組です。

 当然注目したのは、二つ目のムード歌謡変です。フランク永井トリビュート画面では、千昌夫が「有楽町で逢いましょう」を歌ったシーンがでました。
 千昌夫のきばり顔ではムード歌謡にはどうかなと、心配しつつの鑑賞でした。
 フランク永井がらみでは、定番である「東京ナイト・クラブ」が歌われたのですが、歌手は野口五郎と藤あや子です。このひのセレクションは二人の歌手で歌うことが基本だったようです。
 フランク永井と魅惑のゴールデン・ユニットを組んだ松尾和子、彼女と和田弘とマヒナスターズで日本レコード大賞を得た「誰よりも君を愛す」を、橋幸夫と八代亜紀が歌いました。
 ムードあるデュエット曲の双璧である石原裕次郎と牧村旬子の「銀座の恋の物語」を山内惠介と大石まどかが歌いました。
 「東京ナイト・クラブ」「銀座の恋の物語」に続く大人のデュエットとなった、五木ひろしと木の実ナナの「居酒屋」、これは二人のご本人の映像です。
 居酒屋のできたエピソードが面白かったです。五木にその話が来たときに、全然乗らず、あげくは木の実に投げ、シングル盤のジャケットに小さく「五木ひろしと...」と書かれた状態で、木の実ナナのレコードとして発売されたのだというのです。
 その後、テレビ番組で数回歌うことになり、それからヒットになって、以後五木が主となっていったと。五木はその後他の歌手とのデュエットで何度も歌い、実際に木の実とデュエットしたのはわずかだったということです。
 この番組は基本的に「カバー」が多い番組で、出演する歌手の挑戦の姿が披露されます。何度か聴きましたが、はっきりいって、イマイチ、あるいは選曲かキャストが悪いと感じることが多かったのですが、この日にダイジェストした映像は、比較的よかったものでした。
 カバーとなると、元曲が完成しているだけに、歌う側の歌唱がいやでも比較されます。そのときに、歌う側の実力がもろに視聴者に判断されます。
 歌のうまさ、歌への熱心さ、歌への消化力の高さ、歌の独自の解釈による味の出し方、さまざまな視点で点数が付けられます。
 さすがにプロの歌手だと視聴者に感じさせるには、よほどの裏でのよほどの訓練が求められます。
 この点、フランク永井のカバーは並外れでした。あの低音で大丈夫かと心配するような曲でも、人をうなずかせる、幅の広い歌手でした。
 そんなことを思い浮かべながら、2時間楽しませていただきました。

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 フランク永井の歌を聴かない日はありません。
 昔と違って、家のなかでステレオをガンガンということは、今は禁止状態です。年に一度は、SPプレーヤ(蓄音機)の羽根の伸縮を行うために、一時間ほどかけますが、他はほとんどイヤホンで聴きます。
 スマホとSONYのプレーヤにほぼ全曲入っています。毎日散歩にでたときに、あるいは寝る前です。
 そこでこの曲は完成度が高いな、と感じた曲を紹介します。
 「道後の女(ひと)」(1967:SV-569A)です。佐伯孝夫作詞、吉田正作編曲です。
 この歌は曲といい,歌詞といい、実にしっとりとしていて、いい歌です。この歌はB面「でっかい夢」とほぼいっしょに作られました。当サイトの2018年「フランク永井「でっかい夢」。波乱万丈を背負った「でっかい橋=来島海峡大橋」を描いた南海放送「NEWS Ch4」」をご参照ください。
 A面に「でっかい夢」B面に「道後の女」はSV-563として現地盤が、ソノシートでリリースされています。
 この曲は昨年にビクターから発売された「日本の流行歌スターたち」のフランク永井2に納められていますので、どなたでもお聴きになれます。
 なお、このCDには「下松囃子」という曲が入っています。坂口淳作詞、渡久地政信作曲、寺岡真三編曲です。これは正式にEP盤として発売されておらず、地方版として出されたようです。だが、やはり完成度が高いと思われたか、Vol2に採用されました。
 聴いていて大変気持ちよい曲です。
 民謡調の地方限定版ということでは、もう一つ忘れてならないいい曲は「東北音頭」です。これは宮城県仙台に本社を置く東北新報が創刊二万五千号の発刊を記念して、広く読者に詞を募ったものです。
 盆踊りでは当時多用されたようです。「下松囃子」(裏面は曽根史郎、榎本美佐江による「下松音頭」ですが、これも盆踊りで歌われたのではないでしょうか。
 盆踊りと言えば、夏の定番ですが、私の住むところでは、おそらく他の場所と同じでしょうが、コロナ禍で3年連続のお休みです。京都とか秋田などでは、今年お祭りを決行したとのニュースがありましたが、お休みは残念至極です。
 それでも、歌を聴いて、お祭りの状態をあれこれ連想するのも楽しいものです。
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 フランク永井は台湾で今だ大きな人気を誇っています。カラオケではフランク永井のいくつもの曲が歌われ、演奏されています。
 時は1966年に遡ります。台湾で作成され、発売されたLPです。10インチということなので、まだ通常の30センチサイズになる前の大きさです。「LLP-109 法蘭克永井來台記念演歌新歌曲」。
 先日、YahooAuctionを見ていたら、このようなLPが出ているのを発見しました。最近はフランク永井のレコードを買うことはないのですが、これはと思って入札しました。だが、悲しいかな資金不足で買い逃しました。
 残念ですが仕方ありません。写真を見ると8曲が収められています。また台湾ではフランク永井のことを「法蘭克永井」と書くのだということを気づきました。
 曲名は繁体字の漢字で記載されていますが、裏面の歌詞も写真で分かります。歌詞をみながら、フランク永井の歌った曲名を連記してみました。

 01 誰我愛=誰を愛して 1964
 02 大阪生活=大阪ぐらし 1964
 03 悲哀的霧笛之道=霧笛の道 1964
 04 悲傷的等待=君待てども 1966
 05 不完全的夢=はかない夢だぜ 1965
 06 山的觀呼=アルプスは呼んでいる 1964
 07 霧夜的快速公路
 08 東京時雨=東京しぐれ 1965

 これで、気づいたのですが、Track-8の「霧夜的快速公路」でつまずきました。
 普通に訳せば「夜霧の高速道路」となりますが、そのような曲はフランク永井の歌で聴いたことがありません。確か同輩の久保浩が歌っていたような気がしますが、掲載されている歌詞とは違います。
 写真で歌詞はわかっても、メロディーがわからないので、何の歌かこれ以上わかりませんでした。
 ちなみに、その歌詞というのは、下記のようなものです。ような、というのは、日本語的に私自身が、すこし変だなと思ったからです。歌から聴いて文字起こしをしたのかと感じました。
 「ランセン」というのはランタンかなとも思いますが、不明です。若干手を入れました。

1.俺は飛ばすぜ 今夜こそ
 何を今さら 泣きごとを
 どうせ果てない 行き先は
 ヘッドライトが 知っている
 あゝ赤いランセンの ハイウェイを
 俺の車は すっ走る
2.恨みられたと 今知った
 捨てりゃ いゝんだ あんな恋
 未練だましい 泣きづらを
 バックミラーに なぜ見せる
 あゝ赤いランセンの ハイウエイを
 俺の車は すっ走る

 「版権所有」と理解できる文字があるので、ビクターから正式に版権を取得して、作ったLPだよ、ということなら、ビクターではわかっておらると思われます。
 それにしても、じゃ、フランク永井の曲として、日本で発売されているのかもしれませんが、私にはわかりません。
 どなたか、この辺りを知っておられるのであれば、是非とも教えてください。

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