今年もNHKラジオ深夜便「フランク永井特集」2時間

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 宮城県松山市で開催された「第10回フランク永井歌コンクール・グランドチャンピオン大会2018」からおよそ1か月経過した。
 グランドチャンピオン大会での宮本アナウンサーの圧倒的な存在感を示した迷司会やさまざまなことが、今だ、強く印象に残っている。
 10月から11月にかけて、いくつかのメディアでフランク永井にちなんだ番組が組まれた。先に蔵出し映画として「青い国道」が放送されたことを報告した。再上映されることはないと思える珍しい映画だけに、大変貴重な映像を送ってくれた方々に感謝感謝。
 予告でも触れたがNHKラジオでは、今年もラジオ深夜便で特集を組んでくれた。今回は前半の2時台に「フランク永井ジャズ・ポップスを唄う」、3時台に「昭和歌謡往年の名歌手フランク永井作品集」と計2時間通しの大番組となった。桜井洋子アナウンサー。
 「ビンテージ・ポップス」としてフランク永井お気に入りの曲を満載している。下記のように、聴いているだけで浮き浮きとスイングしてしまう「オール・オブ・ミー」から始まった。
 「恋の気分」まで聞いてうれしい曲ばかりなのだが、深夜便ではライブから紹介しているのがいい。1971年発売の「歌手生活15周年のリサイタル」と、歌手として充実しきった21周年のリサイタル1977年「輝ける21年の足音」からのメドレー音源を採用している。
 評価の高いフランク永井のライブでのトークが途中に収まっている。

 01_オール・オブ・ミー 02_恋人よわれに帰れ 03_16トン
 04_夜のストレンジャー 05_二人でお茶を 06_ドリーム
 07_プリテンド/トゥ・ヤング/エニー・タイム/愛の賛歌/慕情
 08_枯葉/いつの日にか君に(Where The Blue Of The Night
  Meets Gold Of The Day)) 09_ワルツをあなたに
 10_フライミー・トゥ・ザ・ムーン 11_恋の気分で

 歌謡曲ではフランク永井の代表曲が選ばれているのだが、今年も1982(S57)年発売の「WOMAN」が入っているのが特徴だ。ラジオ深夜便では、嬉しいことに毎回のようにこの曲を取り上げてくれている。
 WOMANは今も現役で人気が途絶えることない山下達郎作品。ここ数年前からフランク永井のこの曲が人気急上昇中で、この深夜便でも取り上げたものと思える。
 ニューミュージックの騎手の代表的な一人である山下と歌謡曲、ムード歌謡のフランク永井がジョイントしてプロジェクトを続けるということは、当時大いに話題を呼んだものだ。
 フランク永井も人気のピークが低迷へ向かっていたことでもあり、山下と組んでこちらの分野に参入し、新たな分野へのかじ取りをするのか、とさえ思わせる大きなできごとだったともファンを驚かせた。
 相当な苦労があったようだ。以前に何度かこのあたりに触れているので参照のほどを。「夜のヒットスタジオ」で歌われたときには、山下の作品としてもそうだが、実力満開のフランク永井の素晴らしい歌唱が絶賛された。
 ただ演奏も歌唱の完成度をとことん突き詰め、フランク永井には初めてのポップスのリズムとビートには、乗りきるまで半端ではない集中が求められたと聞く。
 フランク永井は山下と2曲吹き込んだ。もう一曲は「愛のセレナーデ」。全面的に面舵を切り替えるには、周囲もファンも戸惑いと抵抗があったのかもしれない。難しい判断があったと思える。
 最終的にはLP「WOMAN」が発売されたのだが、フランク永井がカバーしたポップス系の曲を入れたものになっている。これはこれで、フランク永井の歌唱の広さを示したものとして、今でもレコードは珍盤として人気を得ている。

 01_有楽町で逢いましょう 02_場末のペット吹き
 03_東京午前三時 04_東京ナイト・クラブ 05_西銀座駅前
 06_恋さんのラブ・コール 07_君恋し 08_霧子のタンゴ
 09_妻を恋うる唄 10_Woman 11_公園の手品師

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このページは、文四郎が2018年11月25日 16:02に書いたブログ記事です。

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