1977年TBS「トップスターショー歌ある限り~フランク永井特集」を鑑賞した

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 1977年ごろにTBS系で放送された番組で日活俳優二谷英明と当時TBSアナであった久米宏司会番組。黒柳徹子と久米による長期番組「ザ・ベストテン」に引きついだ歌謡番組だ。
 33回目五月にフランク永井が出演する番組が作られた。これが昨年BS-TBSで再放送されたのだが、鑑賞する環境になく見ることができなかった。フランク永井の古くからのファンである友人がそれを録画してくださっていて、このたびようやく全体を観ることができた。持つべきは友!こころから感謝!
 当日の出演者は、フランク永井/沢田研二/八代亜紀/岩崎宏美。
 昨年9月に別項「再発見!フランク永井と八代亜紀のデュエット「サパー・タイム」を観た」で一部紹介したものだ。昨年は、フランク永井が現役時代に残した歌で、フランク永井のデータブックに掲載できなかった歌が多数?再発見された年であったのだが、そのうちのひとつである「サパー・タイム」という曲がこの番組で紹介されたからだ。
 出演者が登場して売込中の歌を歌うのだが間奏の合間に自分の近況を一言しゃべる。その後の番組では次の出演者の歌の最初の一節を歌うという特徴ある演出と工夫が楽しめる。フランク永井は、司会の二谷と住まいが近所ということで親しみを語っている。
 司会者と語らうテーブルがあり、その周りをスタジオいっぱいに駆けつけた一般観客が埋める。一角に宮間利之と二―ハードなどの演奏陣がいるという豪華な現場。
 1977年はフランク永井が「おまえに」の3回目のリリースをした年だ。1966年に「大阪ろまん」のB面で初めて発売された。その後1972年に一部の歌唱を変えて再度発売。同じ音源で1977に再々発売した。このときのカップリングが、同じ岩谷時子作詞吉田正作曲による「妻を恋うる唄」。この番組の後半で「おまえに」と「妻を恋うる唄」を歌っている。
 語らいの後すぐに、フランク永井と八代亜紀による「サパー・タイム」が歌われる。沢田研二のメドレーを経て、「大阪ぐらし」を岩崎宏美と歌う。三番は八代亜紀を加え3人で歌うという珍しい映像。
 続いて岩崎が「有楽町で逢いましょう」のさわりを歌い、3人でほとんど合唱。岩崎がはずれて、八代と「東京ナイトクラブ」のデュエット。この歌は当時石原裕次郎がフランク永井のヒット曲と交換するような形で、まだ若い八代と歌ってレコード化している。そのためか、八代のデュエットは安定している。
 フランク永井の残された映像が少ないなかで、大変貴重が映像だと思う。やや残念なのは、トーク中の何か所かで音取りが乱れている箇所がることだ。しかし、これも当時の生放送ゆえのことで、ありのままだされているのがいい。
 特筆は、フランク永井と二谷英明のトークの場面。フランク永井が歌手になるきっかけになる当時の話をしていることだ。内容そのものは、NHKで放送された「フランク永井ショー」とかぶさるものだが、たいへんめずらしいものといえる。
 進駐軍のトレーラー運転手になり、事故を起こし、「マイ・ベイビーズ・カミング・ホーム」を歌い評価されレコード会社に入る、というくだりだ。
 最後に歌った「妻を恋うる唄」は映像で残っているのは、確かこれだけだ。せつせつと歌う歌唱はすばらしい。この歌はけっこう長く歌詞と歌い手の感情表現のバランスが微妙な曲だが、本家のすばらしさを映像で楽しめた次第。

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このページは、文四郎が2018年1月13日 12:22に書いたブログ記事です。

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