この年末のひととき「東京ナイト・クラブ」三昧はいかがだろうか

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 「東京ナイト・クラブ」といえば、言わずと知れた盟友である松尾和子とのゴールデン・デュエットを組むことになった最初の曲だ。この曲のヒットが刺激になって石原裕次郎と牧村旬子の「銀座の恋の物語」が作られる。大人の男女が交互に歌うという走りを作った名曲。カラオケ・デュエットの大人向きの二大定番。
 1959年に発売されてヒットした。まだステレオに移行する前だ。たちまち注目をあび、ビクター汎用のジャケット(黄色め)から写真ジャケットに変わった。ちなみに、この後何度もさまざまな形でこの曲が出されるがステレオ版がほとんど。
 1980年代にビクターは、リバイバル盤とかアンコール盤とか称して、EPで再版をする。以前に別項で紹介したことがあるとおりなのだが、この「東京ナイト・クラブ」は裏面「ラブ・れ―」で1984年に出されている(VS-8529)。実はこの盤は筆者のてもとにあるのだが、不思議にジャケットがない。流通でもみたことがない。いつか発見されるのが楽しみである。
 「...好きになったの もっと抱いて...」という歌詞は当時としてはあまりにも刺激的で放送から自主規制されるということもあったようだ。なんでもありのような、ややすさみ気味の現代では考えられないことだ。
 最近歌謡曲の番組をみるとこの「東京ナイト・クラブ」がしばしば流れる。現役歌手によるカバーだが、それなりに楽しめる。フランク永井ファンの欲目でただ目につくだけかもしれないのだが。
 テレビで放送されるということになると、YouTubeなどのインターネットにファンがアップすることがある。放送時は見てなくてもあとで見ることができるのだが、当然著作権等の事情からみられなくなることが頻繁なので要注意だ。
 それでも「東京ナイト・クラブ」は常時10本程度は閲覧できると思う。網羅は当然できない。気づいたときにメモを残すようにしているのだが、そのリストの一部を紹介する。
  フランク永井/青江三奈  フランク永井/島倉千代子
  フランク永井/八代亜紀  キム・ヨンジャ/湯原昌幸
  冠二郎/伍代夏子     宮路オサム/瀬川英子
  五木ひろし/石川さゆり  五木ひろし/木の実ナナ
  高橋英樹/長山洋子    山川豊/八代亜紀
  水森かおり/三山ひろし  石原裕次郎/八代亜紀
  川中美幸/吉幾三     竹島宏/瀬川瑛子
  田川寿美/北山たけし   藤あや子/山川豊
  藤田まこと/八代亜紀   武田鉄也/谷村新司
  門倉有希/藤原浩     林あさ美/鳥羽一郎
 中にはミスキャストと思えるのもあるが、それぞれの味わいがあって楽しめる。レコード化されているのは裕次郎と八代亜紀だけ。八代はそれだけにさまざまな歌手とのデュエットを演じている。珍しいというか、特筆というか、間違い?なのか、武田鉄矢と谷村新司だ。別に聴きたくはないが、二人若く声が出ているので、それなりにちゃんと聞こえるから不思議だ。
 フランク永井のは基本的に映像が少ないのだが、島倉千代子、青江三奈、八代亜紀との映像が残されている。
 さて、景山民夫という放送作家がいた。「シャボン玉ホリデー」「11PM」などは当時の人なら誰でも覚えている番組に関与したり、何かと世間を騒がした宗教に入信したりした。1998年に火事で亡くなったのだが、1970年に「東京ナイトクラブ」という書籍を出していて後に単行本にもなる。「東京ナイトクラブ」を含む12編の小片を収めたもので、評価するものもいるが、愚作で読むに値しない。
 彼が多彩なのは分かるが、若者にありがちがチャラ男くんの独り言を表現したようである。読んでほしい人と想定したのが同じチャラ男ならまず彼らは本など読まない。読むとしたチャラ男に関心がある「文化人」。だが、これを読んで評価するような「文化人」はおそらく文化人ではない。
 フルハムロードと言ったか知る人ぞ知る三浦和義と親交があったようだ。というのも実は筆者は業務上の関係で電話でだが彼と話をしたことがるのを思い出した。事件の前だがこの男もチャラ男そのものだとその時に感じたこともあり、悪い印象がひきずる。
 あとがきで野坂昭如が「それを書けるのは君だけだ」と言われ、タイトルも示唆をうけたというが、同時に野坂は誰にもそう言ったのだとも。そもそも「東京ナイトクラブ」を彼はちゃんと聞いていない。裕次郎だと勘違いしている。それが、ふりだとしても、失礼ではないのか、そんな本だ。
 若干ヘンな話題で気分がへこみそうだが、気にしない。お酒をなめなめ、口も軽くなり「...男は気まぐれ その時だけね...」っと。

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このページは、文四郎が2017年12月23日 18:32に書いたブログ記事です。

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