「フランクのクリスマス」を聴く季節かな

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 今年も12月を迎える。毎年この季節になると夜の街はクリスマス一色になる。ノーベル賞で話題になった「青色発光LED」による色鮮やかなイルミネーションで溢れる。イルミネーションは使用するライトの数が見る人に華やかさ、豪華さや、すごさを印象付ける。地の公園でさまざまなイルミネーションを主にした催しが開かれる。これが大量の電気を消費していたのだが、LEDに代わることで電力は減った。しかしではその分数をふやそうということか、驚くような数百万個を超すというようなところもでてくるようになった。おそらく全体として節電にはなっていなだろうが、この発光が夜の蛾を呼び寄せるように、人が集まる。この冬も大盛況のようだ。
 かく言う筆者も惹きつけられて、近郊だけでなく、いくつか遠い箇所を訪れたりもした。ともかく寒いのだが、どこも特徴ある工夫がなされていて素朴に楽しめる。
 さて、フランク永井とクリスマスのことだが、フランク永井は1959(S34)年に「EV-123:フランクのクリスマス」という盤をだしている。
 ①ブルー・クリスマス ②ジングル・ベル ③きよしこの夜 ④サンタクロースがやってくる
 この4曲をおさめたコンパクト・ダブル(EPサイズの4曲入り)である。
 これはフランク永井関係で豊富な情報をもつかたがYoutubeにアップしているので、そのいくつかはそれで聴くことができる。曲は古くからもっとも広く世界で歌われているものだけなので、聴き比べてみるのもいい。
 実はこの盤は筆者がデータ・ブック「フランク永井・魅惑の低音のすべて」をつくる準備をしているときに、大いに悩まされてのだ。フランク永井のディスコグラフィについては、現時点ではこのデータ・ブックが基本的にほぼ完全版であるのだが、調査をはじめた十五年程度前は全容を記したものが存在しなかったと言ってよい。
 フランク永井の出したシングル・LPについては「代表的なもの(すべてではない)」というものが、全集的なLPのインナー・ノートにあるだけだった。CD盤が出されたときにもあったのだが、過去の記述と同じでない。増えたり減ったりしている。また活動の節目ごとに何度か行われた「リサイタル」のパンフにもあるのだが、それもやや異なる。そうしたデータを全部あつめて細かいことを判断しながら整理していったのだが、テーマの「フランクのクリスマス」については、盤IDが「EV-2013」と記されていた。
 盤自体については筆者は記憶がない。知人に聴いてもほとんどの人は知らない。そうしたなかで、同タイトルの盤が見つかった。だが、そこに記されている盤IDは「EV-123」とあり、ビクターの記したものと異なる。さあ、もう一つ正規なものが存在するのか、それとも誤記なのか。だれにどう聞いても答えがない。
 CWの盤はその後もいくつか見かけるようになったのだが、EV-2013は確認できない。そこで出版時に判断したことは「EV-2013」は誤記であろうということ。今もそう思う。そのような思いを残した「フランクのクリスマス」である。
 クリスマスの歌といえば、デビュー直後に、当時人気のポピュラー歌手として活躍し始めていた、いまも現役の雪村いづみのSP「1955:A-5205-ジングルベル・マンボ」のB面で「グッド・ナイト・スィート・ハート」を出した。これも当時は有名な映画や舞台の歌のひとつで、クリスマス関係の歌ともいわれる。
 フランクのといえば当時世界的に広く人気を博したフランク・シナトラもそれこそ数多くのクリスマス曲を歌っている。

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