洋画の主題歌紹介から始まったフランク永井の映画とのかかわり(II)

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 洋画の主題歌、挿入歌とのかかわりについていえば、フランク永井はその後洋画には6件関係している。コロンビア映画「悲しみよこんにちは」(1958)、20世紀映画「恋愛候補生」(1959)、ワーナー・ブラザー映画「ザ・ハンギング・ツリー」(1959)、フランス映画「望郷(ペペ・ル・モコ)」(1959)、NET「戦場の恋」(1963)、東京映画・シナトラ・エンタープライズ「優者のみ」(1965)である。
 「悲しみよこんにちは」(1958:A-5229)はサガンの文芸もの映画の主題歌。佐伯孝夫の訳詞で全日本語の吹き込みになっている(データブックの表記井田誠一訳詞は誤記)。
 「恋愛候補生」の主題歌として歌っているのはI'll Remember TonightとB面の「縛り首の木」(1959:AS-6020)である。後者はフランク永井の事故との連想からか長い間ディスコグラフィからも消されこの盤そのものが無きものとされているような封印状態が続いていたのだが、現在ではレコードのCD化はまだだが、データブックをもとにデータとしては復刻している。映画The Hunging Treeはゲーリー・クーパー主演でときたまTVでも再放送されるので観ている方も多いと思う。
 ジャン・ギャバン主演の「望郷(ペペ・ル・モコ)」は「ギャビーっ」と叫ぶシーンも含めてフランク永井が歌っている(1959:VS-236)。これは昨年CD復刻されたので曲が聴ける。
 「戦場の恋」(1963:PV-34)は連続テレビドラマの主題歌として流されたので当時観ていた方は覚えておられることでしょう。My Heart Belongs To Youとしても知られていて、これもフランク永井のライブでよく歌われている。
 「勇者のみ」Not But The Brave(1965:JET-1509)は日本語版と英語版が両面を構成していて、当時ビクターと関係をもつリプリーズ・レコードからのリリース。フランク・シナトラが主演監督する日米合作の映画で、三橋達也等も出演する同名タイトルで上映された。この映画の日本語主題歌を歌う歌手をシナトラが探しているときに、日本人で紹介されたのがフランク永井。歌を聴いたシナトラはそのうまさに感銘して英語版までフランク永井に歌わせたというものである。当然シナトラが英語版を歌うという流れであったと思える。シナトラも歌っているとは聞かない。
 ちなみに作曲は「スター・ウォーズ」「スーパーマン」をはじめ米映画の名作を手掛けている巨匠ジョン・ウイリアムスである。

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このページは、文四郎が2013年4月11日 19:46に書いたブログ記事です。

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