第8回優勝者 宮城県仙台市 川村忠洋
私は両親の影響で、テープレコーダーから流れるフランク永井さんの歌を聴いて育ちました。
第1回のコンクールでは「おまえに」を歌い、その後も毎年違う曲を歌うことを心掛けてきました。それはフランク永井さんの歌のジャンルがとても豊富であり、その1曲1曲にチャレンジしていくことが自分の歌の上達にも繋がると思ったからです。
私には少々難易度が高いな、と思う曲を敢えて選び、本番までに仕上げていく過程はとても有意義でした。
昨年の第8回コンクールの直前に父が入院した際には、出場を辞退することも考えましたが、両親の後押しもあり出場を決断できました。優勝という結果を持ち帰ることで私自身が思っていた以上に両親を喜ばせることができ、とても嬉しく思っております。
9年前のある日、思い切って第1回コンクールに申し込みをしたことが、私にとってこんなにも素晴らしい人生の1ページに繋がりました。チャレンジすることの大切さを改めて感じるとともに、この機会をくださったフランク永井さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
また、副賞で頂きました品川ヤイさん作の鉛筆画は、いつか優勝して部屋に飾りたいという思いで毎年コンクールに臨んでいましたので、私の最大のモチベーションを引き出してくれたと感謝しています。本当にありがとうございます。
そして、毎年とてもいい雰囲気の中で歌わせて頂きました実行委員会の皆様方、温かく迎えてくださいました松山の方々にも心より感謝申し上げます。
これからもフランク永井さんの名曲の数々を歌い継いでいきたいと思います。
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