第8回「フランク永井歌コンクール」を多くの方々のご支援により開催する運びになりました。
本年は大崎市が誕生して10年になりました。
平成18年に大崎市が誕生し「地域のことは地域で考え、地域で解決する」ために、まちづくり協議会が発足しました。
松山地域は、5部会、1委員会制で、部会は、関連する各種団体からの推薦と公募で構成しました。
事業計画は「地域の伝統や文化、地域性の継続や課題」とその解決方法について討議し、出された課題について優先順位をつけ、事業化をはかりました。
松山地域は歴史の町ですが知名度が低く、松山出身で、昭和の歌謡界を代表するフランク永井さんの歌を歌うコンクールを開催することにしました。
数か月で準備をし、第1回を平成20年3月に開催しました。
立派なホールもなく、地元での開催と良い音響にこだわりました。
賞品は地場産品とし、運営は述べ150名以上のボランティアで行っています。
松山公民館2階ホール(定員300名)で実施、出場者も大崎市を中心に宮城県内を対象に考えましたが、インターネットやマスコミに取り上げられ、県内だけでなく、東京、盛岡からも申し込みがありました。
第2回からはコンクールに全国から出場してもらうために、会場を松山体育館に変更し、審査委員長にビクターから白井伸幸先生を派遣してもらいました。
第2回の準備期間にフランク永井さんが逝去され、偲ぶ会を松山で開催、マスコミに取り上げられ、第2回に県外からは20名以上の出場者があり、島根県の青山譲二さんが優勝しました。
第4回(平成23年3月)は、開催1週間前に東日本大震災があり1年間延期しました。
また3月では会場が寒いので、第6回からフランク永井さんの命日の10月にしました。
回を重ねるごとにレベルが上がり、地元出場者の努力の成果が現れているようです。
今後は地域の活性化とフランク永井さんの歌を歌い継ぐために、若い世代に広げる活動と知名度を高め、定住人口と観光をベースに交流の人口を増やす活動をしていきます。
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